こんにちは✨さな吉です。
一人で通院してると心細くなるときありますよね。
ふたりのことなのに一人で頑張っているような気がして、猛烈に寂しくなる・・・。
治療によっては「痛いこと」「怖いこと」もたくさんあるし、そんなとき隣に夫がいてくれればと思うのはごく自然なことです。
それなのに協力をお願いしてもどこか他人事・・・。
あれ?子ども欲しいのって私だけなの?と根本的な疑問がわいてきて余計寂しくなります。
そこで今日は夫婦で足並みを揃えるためにも、夫が非協力的なときに妻はどう対応すればいいのか書いてみたいと思います。
よかったら最後までお付き合いくださいね。
Contents
「夫が一緒に病院にきてくれません」
先日、Twitterで匿名で質問などを受け付けられる「マシュマロ」を使ってみたらこんな質問をいただきました。

質問くださった方、ありがとうございました。
これって、不妊治療中のあるあるですよね😅
Twitter上ではこのようにお返事しました。★
一人での通院は心細くなるときがありますよね。お願いするときに具体的かつ数字で伝えると夫も検討しやすいかも。「毎週ではなく、月に1回、所要時間は全部で4時間程度なんだけど来てもらえないかしら」みたいな。#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/ocx17QUE8c pic.twitter.com/RXevyHSQKb
— さな吉 (@sanakichi8) 2018年9月12日
文字数が100文字と制限があったので、もう少し補足してみたいと思います。
ポイントは次の3つかなと。
②「責めないで話そう」という心意気が大事
③「正論」と「他人との比較」は封印
では一つずつみていきましょう。
①夫へのリクエストは具体的に
Twitterで返事した内容は、アサーティブコミュニケーションでいうところの
的をしぼる
というポイントなんです。
私たちはどうしてもあいまいに自分の要望を伝えてしまうというクセがあります。
よくありがちなのは
- もっと協力してほしい
- やさしくしてほしい
- 気遣ってほしい
- 積極的に関わってほしい
気持ちはわかる!痛いほどわかる!机をバンバンたたいちゃうほどわかる!
でも、残念ながらこれじゃ伝わらないんですよね。
具体的に相手が行動に移しやすい小さな的にしぼって、数値化できるものは数字で表すと効果的です。
- もっと協力してほしい
→来週は排卵日っぽいのでタイミングを3回くらいお願いしたい(回数の目安)
- やさしくしてほしい
→今日はたぶん落ち込んで帰ってくると思うので、夜10分でいいので話を聞いてほしい(時間の目安)
- 気遣ってほしい
→クリニックの日は疲れちゃって元気がでないのでお皿洗いをやってほしい(どんな日か限定)
- 積極的に関わってほしい
→月に1回はクリニックに一緒に来て、診察に同席してほしい(頻度を示す)
そして、お願いした後に、「どう?」と相手の意見を聞くようにすると会話がキャッチボールになりやすいです。
②「責めないで話そう」という心意気が大事
で、こうした表面上のスキルも大事なんですが、私が一番大事だと思っているのがどういう心持ちで夫に向き合うかということ。
何度も何度もこのブログでは出てきてるんだけど、
責めない
というポイントは大事です。
やっぱりどうしても「なんで○○してくれないの?」から入っちゃうと、相手にとっては小言のように聞こえてしまうし、責められているような気がして心のシャッターを下ろしてしまうんですよね。
妻側は自分の思ってることを伝えて一時的には気持ちがすっきりするかもしれませんが、夫には本当に伝えたいことの中身は届いていません。
夫の中には「またうるさいこと言われた」というのが積み重なっていくので、ますます耳を傾けなくなります。
こういう悪循環が夫婦の間で起きがちなんですよね。
何回か伝えてるのに相手が行動に移してくれない場合、どうしても相手を変えようと頑張っちゃうけど、自分の伝え方を変えた方が実はよっぽど効率がいいんです。
×ご機嫌を取る ×おだてる ×ヨイショする
それで、責めないと聞くと「ご機嫌を取る」とか「おだてる」とか「ヨイショする」みたいに受け取る人がいるんですけど、そうじゃないんです。
アサーティブではこのポイントをなんと言っているかというと「対等」という言葉で表しています。
すごく抽象的な概念なんだけど、人の根源的な価値、いわゆる「人としての尊厳」を大事にしましょう、ということなんです。
だから、自分は価値のある人間なんだと信じて、穏やかに話す。
そして目の前の人も価値のある人間なんだと信じて、相手の話にも耳を傾ける。
ついついご機嫌取ったりヨイショしてしまうこともあると思いますが、そのほかのやり方として「対等に向き合う」という選択肢もときどき思い出してもらえたら嬉しいです。
③「正論」と「他人との比較」は封印
また、話し合いのときに気を付けたいのが
「正論」と「他人との比較」です。
それよりも「私」を主語にして、正直な気持ちを伝えた方が何倍も伝わります。
「夫なんだから妻を助けるべき!」
「○○ちゃんのところの旦那さんはもっと優しいよ」
と言うよりも
「私、いま正直いって精神的につらいんだよね。だから助けて欲しい」
と率直に言ったほうが相手の心にスッと入っていきます。
いかがでしたでしょうか?
もう一度ポイントをまとめると・・・
②「責めないで話そう」という心意気が大事
③「正論」と「他人との比較」は封印
逆に言うと、あいまいな要望を突きつけて、責めながら、正論かつ他人と比較しながら話すと簡単にケンカになります。
せっかく子どもを持つという未来に向けて頑張っているわけですから、お互いを大事にするコミュニケーションができたらいいですよね。
最後に 夫の気持ちも大事にしよう
きっと、旦那さんもいろいろと思うところはあると思うんです。
言わないだけで自分では優しくしてるつもりだし、妻を傷つけないように頑張っているんだと思います。
それなのに妻は不満そうだし、みているとあんまり幸せそうじゃないから「なんで俺も頑張ってるのにわかってくれないんだ」と心の中では思っているのかもしれません。
男性は世間では自分の気持ちを正直に話すことはあまり推奨されていません。
ロジカルに、価値のあることを言わなければいけないと訓練されてきていますので、今の複雑に気持ちが混ざり合うこの状況に、旦那さん自身も困惑している可能性もあります。
だから、大変だけど妻側が話し合いのアプローチを変えて、会話がキャッチボールになるように心がけるといいかなと私は思います。
キャッチボールです☺️ドッチボールにならないように気を付けてくださいね。
今度は男性側の心理についても記事にしてみますね。
追記:男性の心理について、記事にしました! こちらもぜひ読んでくださいね〜☺️
夫婦の妊活ギャップを解消するには? 不妊治療におけるふたりの温度差を縮めよう!
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