【不妊治療のストレス】辛い、悲しい、ネガティブな気持ちへの対処法

不妊治療中でひたすら辛くて、何していても悲しい時期ってありますよね。
今日はそんな辛い気持ちのアサーティブ的な取り扱い方を紹介します。

みんな黙って耐えている

私は仕事柄たくさんの人に出会い、話を聞いてきましたが、

私、不妊治療してるんです、アハハハハ〜

みたいな人にはお目にかかったことはありません(笑)

どんな言い方であれ「不妊治療してます」とカムアウトされたこともありません。当たり前ですけどみんな黙っています。ひたすら一人で耐えています。
私もその一人でした。

世の中は辛い場面がいっぱい

そして世の中には不妊治療で追い込まれている人が目にすると辛い場面がたくさんあります。

私の場合は

・赤ちゃんをみたとき
・妊婦さんをみたとき
・お母さんが小さな子どもの手を引いて歩いているのをみたとき

これらの場面に遭遇したときは、胸に太い杭を打ち込まれたように、体全身を貫くような悲しみと孤独感が襲ってきました。

これはなんの修行なんだ!と思うくらい本当に辛かった。
神様は私にここから何を学ばせようとしているのか、人生の意味、生きる意味をよく考えていました。

自分の気持ちを大切にする

私は曲がりなりにもコミュニケーションの講師をしていましたから、こんなときでも頭のどこかにアサーティブ的に対処しよう(というかアサーティブ的に対処すべし!)と自分に課してしまうところがあります。

※アサーティブとは自分も相手も大事にしたコミュニケーションの考え方とスキルのこと

職業病というのもあるけど、24歳で家族の依存症がわかったときにアサーティブと出会い、そこからアサーティブに生きていこうと決めたから、体に染みついているんだと思います。

こうした考え方の枠組みというか、自分の中の処理の仕方を持っていたおかげで、辛いながらも自分の気持ちを置き去りにせずに自分自身に寄り添うことができたかなと思っています。

その瞬間にできる自分のケア

具体的に心の中でどんな作業をするかというと、実に簡単なことなんだけど、
モヤモヤとした気持ちを自分の中で捉えて、名前をつけます。

「あー、私、いま辛いんだなー」とか、
「ものすごく悲しい」とか、
「いま焦ってるなー」とか、

自分の気持ち(感情)に名前をつけて、自分の中で認めてあげる。

これをしたからといって悲しみの量が減るわけではありませんが、実はとても重要なことなんです。このワンクッションが、自分を大事にすることにつながっていきます。

孤立無援の状態でも、少なくとも私1人は自分の感情を何のジャッジもせずに認めてあげる。否定もせず肯定もせず、ただそういう気持ちでいることを事実として受け止めてあげる。

まずは自分が自分の味方になってあげるのです。

モヤモヤを放置するデメリット

普段はモヤモヤした感情をそのまま放置していると思うのですが、放置してると焦燥感だけが募っていって、どんどん追い込まれていきます。

私の気持ちなんて誰もわかってくれない・・・と孤独になっていきます。

そのモヤモヤがイライラにつながって、ついついパートナーへの物言いがキツくなってしまったり、なんで気づいてくれないの!と些細なことで怒ったり・・・。

よく「あそこまで怒るつもりはなかった」と後で後悔することってありますよね。

きっかけは本当に些細なことなのに、自分の本性(?)を出せる人の前に来ると、なんかイライラしてしまって小さな事で怒ってしまう。
これは放置したモヤモヤが原因であることが多いです。

気持ちに、いい・悪いはない

気持ちに「いい」「悪い」はありません。私たちはポジティブな感情は「いい感情」、ネガティブな感情は「悪い感情」として、特にネガティブな感情を忌み嫌う傾向があります。

・ネガティブな感情は悪いものだから持たないようにする
・持ってはいけないのでなんとか打ち消そうとする
・持った自分が悪いんだと自分を責める
・そんな感情しか持てない自分が嫌になる

こうなることがほとんどだと思いますが、この考え方だけだと、自分が落ち込む一方です。もしくはこう思わせた周りが悪い!と周りを「敵認定」してますます孤立していきます。

どんな気持ちであれ、持つことはOK!
感情を持つことは人としての尊厳に関わる大事な部分です。
本当に小さな自分の中での作業なんだけど、自分の人権を守る、人としての大事な営みだと私は思っています。

ネガティブな感情の種類と役割

ネガティブな感情はたくさんありますが、ざっとあげてみると、

怒り、悲しみ、苦しみ、空しさ、不安、嫉妬、罪悪感、絶望感、諦め などなど

書き出してみて笑ってしまった。
これ全部不妊治療中に襲ってくる感情ですね(笑)。
もう私、この方達とはスーパー仲良しです(笑)。

これらネガティブな気持ちは「自分にとって大切にしたいこと」を教えてくれる大事な情報源です。人はどうでもいいことには心は動きません。

気持ちに名前をつけるメリット

気持ちに名前がつくとモヤモヤの正体が明らかになるので、どんなにネガティブな気持ちだろうとも、その気持ちと一緒にいることが可能になります。

そして、こうした感情が心の中で言語化されれば、次に「どう行動するか」のステップに進むことができます。

自分の身を守るのか、
誰かに助けを求めるのか、
今は一旦保留にするのか、

いくつか選択肢を挙げて選べばいい。選んで自分のために行動する力を私たち女性は持っています。

責任が伴うのは「行動」の部分

私たちに責任があるのはその感情を元にどう行動するかの「行動」の部分にのみです。この部分には人を傷つけないようにする注意が必要ですし、自分と相手に対する誠実さも必要になってきます。

でもあまり難しく考えないで、

①自分の気持ちに名前をつける
②自分の行動の選択肢を挙げる
③行動する(行動しないことも含む)

くらいに考えて、少なくとも①だけは意識して取り組む、というのでも十分だと思います。

私の場合

私は気持ちに名前をつけると、心がしーんと静かになって落ち着いていきます。
(何度も言いますが、決して悲しみの量が減るわけではありません)

どんなにうるさい場所にいても、周りの音が一瞬消えて、静謐な空気の中にいるような感じになります。

自分の中に静かな洞(ほら)があって、そこに静かに佇んでいるイメージです。

たぶん、そこが私の心の宮殿なんだと思います。
私を守ってくれる私の聖域です。

うまくいかないときもある

いつもいつも100%名前に気持ちをつけられるかというとそんなことありません。
モヤモヤしたまま家に帰り、夫にあたってしまうときもあります。
あわよくば喧嘩をふっかけてやろうとするたちの悪いチンピラみたいになることもあります(笑)。
自分で止めたくても止められないときもあります。

でもそんなときでも、どこかで冷静に観察している自分がいます。
ある程度はき出すと、裏に引っ込んでいた冷静な自分が表に出てきます。
そのときは、なるべく素直に「ごめん、今日いやなことがあったからあたっちゃった。ごめんね」と謝るようにしています。

そうやって、時にはうまくいかなくて喧嘩したとしても、いいと思うんです。ぶつかりあって初めてわかり合えることもあります。コントロールできない思いで暴走してしまったら、あとで素直に謝ってみる。そんな小さなことで意外と信頼関係というのは築かれていくのではないかなと思います。

まとめ

気持ちに名前をつけるのは、今日から簡単にできることなので、ぜひやってみてください。

辛い場面に遭遇したら

「今、私はどんな気持ちなんだろう」

と立ち止まって問いかけてあげてください。

慣れてないうちはなかなかしっくりくる気持ちが見つからないかもしれません。人によっては気持ちを感じないようにしてきたために、そもそも自分自身の感情がわからないという人もいるかもしれません。

それでも大丈夫です。
「あー、よくわかんないけど、モヤモヤしてる」でもOK!
自分の中で言語化しようと試みたことが大事です。

少なくとも自分は自分の味方でいてあげる。
これが不妊治療に苦しむ女性の一番最初にできて、なおかつ絶対に必要なスタートラインなのではないかなと思います。

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