こんにちは、さな吉です!
日本テレビのスッキリで3日間にわたり不妊治療特集が組まれました。
今日はその2日目のダイジェストをお送りします!
Contents
不妊の原因の半数は男性にある
見始めたので、また感想をツイートします✨
— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
この日は「男性不妊」がテーマです。
そしてのっけから、WHOによる男性不妊の割合を示したグラフが表示されました。
48%は男性にも原因があると言われています。
大阪・リプロダクションクリニックの石川医師が登場
大阪リプロ代表の石川医師
・どちらに原因があるのかは検査しないとわからない
・だから検査を同時に進めましょう
・するとスピード感が生まれて早く妊娠できる#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
———
精液検査が常識になれば長い目で見て「時間・心・お金」の負担は軽減される
メリットしかない pic.twitter.com/wz7oToKNXt— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
リプロダクションクリニック大阪の石川先生、とても説得力がありました。
↓待合室の様子も放送されました。
最近私もクリニックに行って感じますが、ここ1年くらいで待合室の旦那さん率がとても高くなりました。
「不妊治療は夫婦で」が浸透してきたのかもしれません。
ちなみにリプロは東京にもあります。
30代ご夫婦、まさかの無精子症
リプロに通う30代のご夫婦
・嫁さんが産婦人科に通っても異常がなかった
・僕も気になって精液検査してみた
・「まさか」の結果で精子がいなかった→診断の結果、無精子症
→1匹だけいた精子を凍結
→マイクロテセでの手術が可能石川医師「大丈夫です、いけます」#スッキリ #不妊治療 #男性不妊 pic.twitter.com/gcIYAYRjei
— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
石川医師に「大丈夫です、いけます」と言ってもらって、このご夫婦はどんなに心強かったと思う。
それにやっぱり先生が「何を言うか」も大事だけど「どう伝えるか」も大事ですよね。
その点では石川先生、ちゃんと目の前の患者さんを「人間」と思って接してるなと思いました。
当たり前のことなんだけど、不妊治療界隈ではこれができていない医師が多すぎる・・・。
不妊患者の5人に1人が無精子症
無精子症とは
・射精した精液に精子が全くいない
・もしくは限りなくゼロに近い一般男性の100人に1人
不妊患者の5人に1人が無精子症患者#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
——
世の旦那さん…見てますか…
射精できれば大丈夫…ではないんです…
精液が出ても…精子がいないかもしれません… pic.twitter.com/CUb57gZRm4— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
一般男性の100人に1人、不妊患者の5人に1人って「かなり多いな」という印象を持ちました。
男性は精液が出るから(射精ができるから)、イコール「精子がいる」というわけではありません。
男性不妊で最も多い原因は精索静脈瘤
男性不妊の90%は
・精子を作る部分に何らかの問題がある
・原因で最も多いのは「精索静脈瘤」(勃起不全などの原因は全体の10%)#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
——-
・俺は勃起するし射精もできる
→これはなんの安心にも繋がらないだから最初に検査することはとても大事 pic.twitter.com/I76w8TTOK1
— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
精子を作る部分というのは「造精機能」に何らかの障害があるということ。
これは勃起・射精とは無関係です。
目に見えない部分なので、検査が必要なんですよね。
だからこの後にも登場しますが、石川医師はしきりに「男女が一緒にスタートを切る」ことを訴えています。
精索静脈瘤とは
精索静脈瘤とは
・通常、精巣から→腎臓に向かって血液は流れる
・それが逆流し、精巣付近に血液がたまり熱を帯びる
・結果、精子を作る機能が低下する#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
———
前にNHKでやってたけど、精巣は熱に弱いです
熱で活性酸素が増え、精子を攻撃し、死滅・損傷させます pic.twitter.com/UvTSD3CsWB— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
活性酸素って恐ろしい・・・
精巣に熱がこもると、活性酸素が増えて精子にビシバシとダメージを与えていきます・・・
(NHKの番組をまとめた記事へのリンクは一番下に貼っておきます)
精索静脈瘤の手術
精索静脈瘤の手術
・手術時間は20〜30分くらい
・起きたら終わっている
・手術後は1時間程度で帰宅
・約7割の患者が精子増加
・治療さえすれば不妊状態の改善が期待できる#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
———
一回の手術でこれだけ状況が改善されるのは、女性からしたらかなり羨ましい😂 pic.twitter.com/B0pOrHzwZW— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
正直な感想としては、「え?これ一回すればいいの?楽勝じゃん!」(男性陣のみなさん、すいません…)
女性からしたらこんな羨ましい話はありません!
女性にはこのような「一回手術すれば7割の患者の卵子が増える」という手術はないんです。
毎回地道に薬や注射で卵を育て、それを採卵で取っています。
精神的・肉体的負担は相当なものです。
↓1日目に放送された採卵針・毎回こんなのを膣に刺して卵胞液を吸い取っています。
採卵針を見た春菜ちゃん
・意外と軽い、ただ自分に入ってくると思ったらだいぶ尖っているし針感がスゴイ#スッキリ #不妊治療
——
針の長さは約30cm世の旦那さん…見てますか…これが膣の中に入ってくるのですよ…
世の上司達…見てますか…これを刺した後会社に駆けつけているのですよ… pic.twitter.com/WAGyhC6FSd— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月9日
リプロの採精室が紹介された
よく話に聞くのは、自分好みのDVDがなくて苦戦するケースです。
なので、男性陣はその辺も事前に準備しておくといいかもしれません。
不妊治療は1年2年のタイムロスが命取り
リプロ大阪の石川先生
・男性が検査に来るケースは増えている
・ただ、まだ女性だけで来られる方もいる
・それで1年2年たつとその時間が命取りになる
・だから(男女が)一緒にスタートを切って
・どちらかが足らないところを補完していくという治療ができれば#スッキリ #不妊治療 #男性不妊 pic.twitter.com/0aQtNzPzTt— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
石川先生のおっしゃっている「1年2年たつとその時間が命取りになる」の発言の背景には
- 時間の経過で卵子・精子の質が低下し、妊娠率が下がる
というのがあると思います。
そして忘れてはいけないのは、下記のリスクがあるということ。
男性不妊を見過ごした状態で治療を進めていくということは、
- 女性に多大な精神的・肉体的ストレスがかかる
- 遠回りをすることで必要以上の出費を重ねることになる
夫婦にとっての心・体・お金の面で、2人で治療に臨むことはメリットしかありません。
子どもができないのは女性が悪い?
不妊に15年悩んだご夫婦が登場
妻:生理不順だし自分に原因があるとしか思わなかった
夫:100%僕じゃないと思ってた。子どもができないのは女性が悪いって→検査の結果、精子の数が極端に少ない「乏精子症」
→不妊の原因は「悩み続けた妻」ではなく「夫」にあった#スッキリ #不妊治療 #男性不妊 pic.twitter.com/Ks42SBF4NQ— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
このご夫婦、よくぞテレビに出てくれました。しかも男性は顔出しです。
この男性がおっしゃっていることは社会の縮図です。
乏精子症の男性「男として終わった」
原因が自分にあるとわかった男性
・言葉では言えないくらいの悔しさ
・「なんでだろう」というのがすごくあった
・本当にこれで「男終わった」と思って震えた#スッキリ #不妊治療 #男性不妊自分のセクシュアリティの根本が否定されるこの感じ、多くの女性はこれを痛烈に感じながら治療をしている
— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
この発言に、Twitterではずいぶん荒れたみたいですね(笑)
「そんな一回の検査をやったぐらいで男終わったなんて、そんなのたいしたことじゃない!」と女性陣がお怒りです(笑)
たしかに、検査と言っても採精しただけでしょうし、女性のありとあらゆる痛い検査に比べたら「どーってことないじゃん!」と思う気持ちはわかります。
ましてや、女性は毎回のリセットや採卵・移植の結果で、アイデンティティ崩壊の危機にさらされています。
そもそも不妊治療というのが「女性の体を使って進められていく治療」なので、多くの女性が身体的にも精神的にも傷つきながら治療をしています。
その辺も男性陣は理解した上で、積極的に治療に関わっていくことをおすすめします。
男性不妊が分かってからは早かった
男性不妊がわかったご夫婦
夫に原因が分かってからは早かった
顕微授精を始めるのに3〜4ヶ月しかかからなかった
しかし1年弱の間に5回の顕微授精に失敗
費用は約300万円
6回目の挑戦で長女が生まれた#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
—
よくこの男性TVの前でお話してくれました
ありがとうございます— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
こういうことです。15年不妊に悩んでいたのに、男性不妊が分かってから、3〜4ヶ月で顕微授精をおこなっているんです。
このスピード感。これが石川医師の言っていたことです。
男性不妊の妻は・・・
男性不妊がわかった妻
・冷たく言えば男性は精子を出してそこまで
・そこからあとはもう女性の責任#スッキリ #不妊治療 #男性不妊
——
んー、惜しい!
おそらく「そのあとは女性の体を使って治療が進んでいく」ということを言いたかったのではないかな
だから男性は検査のその一瞬を怖れるなと— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
これもTwitterで物議をかもしていましたね。
「そこからあとは女性の責任」という妻側のセリフに引っかかった人がたくさんいたようです。
私は、ホント「惜しい!!!」と思いました。
きっとこの女性が言いたかったことは↓こんなことだったのではないかと思います。
そのあとは血を抜かれるのも、
股を開くのも、
採卵のために針を刺されるのも、
みんな女の体を使っておこなわれるんだよ。
だから世の夫達よ、最初の検査のハードルを怖れるな!
加藤浩次さんのコメント
#加藤浩次 さんのコメント
男にもその原因があるんだということをちゃんとわかった上で、自ら検査に行くというのが僕は一番いいと思いますよ、男性自身が。
奥さんに言われるとかじゃなくて、自分がちゃんと検査を受けとくというのがまず1番近道なんじゃないかな。#スッキリ #不妊治療 #男性不妊 pic.twitter.com/TuHKPrXoMl
— さな吉@みんなの妊コミBOOK完成! (@sanakichi8) 2019年7月10日
男性にこう言ってもらえると本当にありがたいです。
「男性が検査に行く」というのは、まだ抵抗のある人も多いと思いますが、おそらく2年後3年後には常識になっていると思います。
世の男性陣よ、ぜひ妻と一緒にクリニックへ行きましょう!
そして、夫婦ふたりで不妊治療を乗り越えていきましょう!
ぜひよろしくお願いします!!!
ダイジェストは以上です。
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