日本テレビ・スッキリ【不妊治療特集・男性不妊】②日目まとめ(2019年7月10日)

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こんにちは、さな吉です!

日本テレビのスッキリで3日間にわたり不妊治療特集が組まれました。

今日はその2日目のダイジェストをお送りします!

不妊の原因の半数は男性にある

この日は「男性不妊」がテーマです。

そしてのっけから、WHOによる男性不妊の割合を示したグラフが表示されました。

48%は男性にも原因があると言われています。

大阪・リプロダクションクリニックの石川医師が登場

リプロダクションクリニック大阪の石川先生、とても説得力がありました。

↓待合室の様子も放送されました。

最近私もクリニックに行って感じますが、ここ1年くらいで待合室の旦那さん率がとても高くなりました。

「不妊治療は夫婦で」が浸透してきたのかもしれません。

ちなみにリプロは東京にもあります。

リプロダクションクリニック東京

30代ご夫婦、まさかの無精子症

石川医師に「大丈夫です、いけます」と言ってもらって、このご夫婦はどんなに心強かったと思う。

それにやっぱり先生が「何を言うか」も大事だけど「どう伝えるか」も大事ですよね。

その点では石川先生、ちゃんと目の前の患者さんを「人間」と思って接してるなと思いました。

当たり前のことなんだけど、不妊治療界隈ではこれができていない医師が多すぎる・・・。

不妊患者の5人に1人が無精子症

一般男性の100人に1人、不妊患者の5人に1人って「かなり多いな」という印象を持ちました。

男性は精液が出るから(射精ができるから)、イコール「精子がいる」というわけではありません。

男性不妊で最も多い原因は精索静脈瘤

精子を作る部分というのは「造精機能」に何らかの障害があるということ。

これは勃起・射精とは無関係です。

目に見えない部分なので、検査が必要なんですよね。

だからこの後にも登場しますが、石川医師はしきりに「男女が一緒にスタートを切る」ことを訴えています。

精索静脈瘤とは

活性酸素って恐ろしい・・・

精巣に熱がこもると、活性酸素が増えて精子にビシバシとダメージを与えていきます・・・

(NHKの番組をまとめた記事へのリンクは一番下に貼っておきます)

精索静脈瘤の手術

正直な感想としては、「え?これ一回すればいいの?楽勝じゃん!」(男性陣のみなさん、すいません…)

女性からしたらこんな羨ましい話はありません!

女性にはこのような「一回手術すれば7割の患者の卵子が増える」という手術はないんです。

毎回地道に薬や注射で卵を育て、それを採卵で取っています。

精神的・肉体的負担は相当なものです。

↓1日目に放送された採卵針・毎回こんなのを膣に刺して卵胞液を吸い取っています。

リプロの採精室が紹介された

よく話に聞くのは、自分好みのDVDがなくて苦戦するケースです。

なので、男性陣はその辺も事前に準備しておくといいかもしれません。

不妊治療は1年2年のタイムロスが命取り

石川先生のおっしゃっている「1年2年たつとその時間が命取りになる」の発言の背景には

  • 時間の経過で卵子・精子の質が低下し、妊娠率が下がる

というのがあると思います。

そして忘れてはいけないのは、下記のリスクがあるということ。

男性不妊を見過ごした状態で治療を進めていくということは、

  • 女性に多大な精神的・肉体的ストレスがかかる
  • 遠回りをすることで必要以上の出費を重ねることになる

夫婦にとっての心・体・お金の面で、2人で治療に臨むことはメリットしかありません。

子どもができないのは女性が悪い?

このご夫婦、よくぞテレビに出てくれました。しかも男性は顔出しです。

この男性がおっしゃっていることは社会の縮図です。

乏精子症の男性「男として終わった」

この発言に、Twitterではずいぶん荒れたみたいですね(笑)

「そんな一回の検査をやったぐらいで男終わったなんて、そんなのたいしたことじゃない!」と女性陣がお怒りです(笑)

たしかに、検査と言っても採精しただけでしょうし、女性のありとあらゆる痛い検査に比べたら「どーってことないじゃん!」と思う気持ちはわかります。

ましてや、女性は毎回のリセットや採卵・移植の結果で、アイデンティティ崩壊の危機にさらされています。

そもそも不妊治療というのが「女性の体を使って進められていく治療」なので、多くの女性が身体的にも精神的にも傷つきながら治療をしています。

その辺も男性陣は理解した上で、積極的に治療に関わっていくことをおすすめします。

男性不妊が分かってからは早かった

こういうことです。15年不妊に悩んでいたのに、男性不妊が分かってから、3〜4ヶ月で顕微授精をおこなっているんです。

このスピード感。これが石川医師の言っていたことです。

男性不妊の妻は・・・

これもTwitterで物議をかもしていましたね。

「そこからあとは女性の責任」という妻側のセリフに引っかかった人がたくさんいたようです。

私は、ホント「惜しい!!!」と思いました。

きっとこの女性が言いたかったことは↓こんなことだったのではないかと思います。

男ができるのは状態のいい精子を提供することだけで、

そのあとは血を抜かれるのも、

股を開くのも、

採卵のために針を刺されるのも、

みんな女の体を使っておこなわれるんだよ。

だから世の夫達よ、最初の検査のハードルを怖れるな!

加藤浩次さんのコメント

男性にこう言ってもらえると本当にありがたいです。

「男性が検査に行く」というのは、まだ抵抗のある人も多いと思いますが、おそらく2年後3年後には常識になっていると思います。

世の男性陣よ、ぜひ妻と一緒にクリニックへ行きましょう!

そして、夫婦ふたりで不妊治療を乗り越えていきましょう!

ぜひよろしくお願いします!!!

ダイジェストは以上です。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

日本テレビ・スッキリ【不妊治療特集】①日目ダイジェスト(2019年7月9日)

2019.07.10

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