こんにちは、さな吉です。
仕事の資料を整理していたら、4年前に自分宛てに書いた手紙が出てきました。
この頃は子宮筋腫を取って生理が来なくなり、暗黒時代に足を突っ込み始めた頃です。
仕事と治療の両立も難しくなってきていて、何を一番の優先事項にするか、毎日悩んでいました。
手紙からは、思うようにいかない人生をそれでも肯定しようとしている姿が伝わってきます。
手紙を公開
ちょっと恥ずかしいけど当時の手紙を公開します。
(いまは「さな吉」ですが、当時のニックネームは「さなぴ」でした)
この数年前に母を亡くした私は、 ぽっかり空いた心の穴を埋めたくて、何を血迷ったか通信制の4年生大学に編入しているんです。
心理学を勉強して仕事に役立てたいという気持ちもありましたが、これがめっちゃハードだった(笑)
この年は仕事と不妊治療とレポートの日々で、いつもへろへろ状態😅
母も死んじゃったし、子どももいないし、人生に焦ってたのかもしれません。
昔の自分に対面して思ったこと
久しぶりに4年前の自分に対面して思ったことは、
必死に生きていたんだな
ということ。
このあと治療はさらに暗礁に乗り上げ、もっと苦しいことが待っているのですが、当時の自分はどんなことがあっても自分を否定しないで前に進んで行きたい、と思っていたんですね。
もう、あまりに健気すぎて読んでいてジーンときちゃいました。
自分の子どもを持てなかったことは残念ですが、こうやってもがきながら生きてきたんと思うと、それも悪くないな、と今は思います。
だってね、こんな経験、なかなかできませんもの。
仕事中に書いた
実はこの手紙、仕事中に書いたんです。
ある講座で受講生のみなさんに書いてもらっている最中に、私も自分宛に書いてみました。
連続講座など長い講座を担当する場合、コミュニケーションの基本的なスキルをお伝えすると同時に、「自分を愛する」というテーマにも取り組みます。
私自身とても好きなテーマで、自分でも必ずサササッと書くようにしています。
だから、私の本棚にはこういう手紙がちょこちょこあります。
手紙を読むと、節目節目で自分が何に頑張ってきたのか、何に苦しんできたのかがハッキリわかります。
自己信頼とは
講座の中でなぜ自分への手紙を書いてもらうかというと、
「自分を肯定的にとらえて文章にすることで、自己信頼を高める」ためです。
自己信頼とは
「ありのままの自分に価値がある」と自分を信じて、自分を大切に思う心のこと。
不妊治療をしていると、妊娠できない自分を「価値がある」とはなかなか思えないですよね。
私自身、治療中は自分の存在意義のようなものが根底から崩れ、それを立て直すのに大変な苦労をしました。
そういうときにちょっと手紙を書いてあげると、前を向くことができるんですよね。
実際、冒頭の手紙を書いたときは、気持ちの仕切り直しができました。
あなたも書いてみよう
この記事を読んだのも何かのご縁です。
あなたも頑張っている自分に手紙を書いてみませんか。
コツは、
自分を親友だと思って、その親友に宛てて手紙を書く
です。
大事なたった一人の親友に手紙を書く
書き始めは
大好きな○○ちゃんへ
でもいいし、
頑張り屋さんの○○ちゃんへ
でもいいです。
書き終わったら、できたら誰もいない部屋で、自分宛に声に出して読んであげてください。
もし、そのときに涙が出てきたら、無理して止めないで、しばし自分のために泣いてあげてくださいね。
そうして、自分と一緒にしばしたたずんで、またゆっくり歩んでいけばいいと思います。
自分へのエール
手帳でもいいし、治療の記録ノートでもいいし、四角い付箋にちょっと書いてもいいし、スマホのメモアプリでもいいし、とにかく書いてみてくださいね。
そのときは日付を忘れずに。
いま書いた手紙が、あなたを癒やし、未来の自分を勇気づけます。
書いた感想など、コメントやツイッターのメッセージでいただけると嬉しいです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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