自分の体をいつくしむ①からだ編:不妊治療のつらいところは何度も何度も体に×(バッテン)がつくこと

今日も読んでくださってありがとうございます☺

今日は不妊治療中の女性がどのように体を扱いがちなのか、そして思うようにいかない体に対して自己卑下せずにどうやってつきあっていけばいいか書いてみたいと思います。

不妊治療が長引けば長引くほど、体に対する自己評価はどんどん下がっていく

毎回の血液検査で、数字として自分のダメな部分が明確に打ち出され、
期待しないようにしていても、リセットになればまたダメだったかと落ち込み、
ステップアップすれば数値とランクで管理され、
これでもかこれでもかと自分の体の至らなさを見せつけられます。

あらゆる努力をしているのにそれでも報われないのは、やっぱり私の体がダメなんだ

と自分を欠陥品のように思ってしまう人は多いと思います。

何度も何度も体に❌がつき、しかもそれらを改善しようと思ってもうまくコントロールが効かないのが不妊治療の特徴でもあります。

仕事は頑張ればそれなりの成果を得られます。しかし、不妊治療では果てしなく続くダメ出しに、身も心も疲れ果てていくのです。

気づかぬうちに体をモノ扱いしている

毎回のダメ出しは相当にキツいです。
落ち込まないようにしようと思ってもかなり難しいので、私たちは痛みを感じないようにするしか術を知りません。

もうこれ以上傷つかないように、体をモノのようにとらえ、なるべく感情を感じないようにして治療を続けていくことになります。

気持ちを感じたらつらすぎるので、立ち止まって考えることをはせずに、「そういうもんだ」と自分を納得させながら傷ついていない“ふり”をして生活していくのです。

感じないようにした感情は、どこかに消えてくれるのでしょうか?

嫌なことは忘れてしまえば、もう私たちに影響を及ぼさないのでしょうか?

残念ながらそうはなりません。

無視した感情はワインの澱(おり)のように私たちの心の奥底に積み重なっています。

それは予期せぬ時にふわっと現れて、他人と自分を比較し、「やっぱり私はダメな人間だ」と自己卑下することを後押しするのです。

からだは誰のもの?

それでは、体をモノ扱いして自らに❌をつけることを、私たち女性はいつ頃からしてきたのでしょうか。

不妊治療を始めてから?
いいえ。もっと前からです。

女性が体をとらえるイメージの基本となるのは、メディアから大量に流れてくる情報です。
その代表は「美しくあること」。

提唱されている「美しさ」に近づくのははなかなかハードです。

このイメージと比較して、私たちは子どもの頃からずっと自分の体がどこか本質的に劣っていて、いつも至らない点があるように感じてきました。

そうして、太っている、胸が小さい、足が太い、おしりが大きい、毛深いなど、体をパーツでとらえ、一つ一つの断片をバラバラに評価してきたのです。

このように体を「心と調和の取れた全体」として見ることをせずに、それぞれの部位を単品でとらえてダメ出しをすることを続けてきました。

「自分の体を素晴らしいと思えない」

実はこれは私たちにとってなじみ深い感覚なのです。

その最たるものが不妊治療を通じて作られるボディイメージです。

体の痛みは、心の痛み

不妊治療ではなかなか「からだ全体」をみてはくれません。

卵巣、卵管、子宮などのそれぞれの臓器、E2、FSH、LH、AMHなどのホルモン値など、細かく細かく細分化され、数多くの評価を受けながら治療を進めていきます。

たしかに、細かく見ていくことは大切なことですし、治療の上では必要なことです。

しかし、体に関係して感じた痛みは、私たちの大事な部分を切り裂いて、体の中に残ります。

とくに不妊治療では子宮や卵巣など、女性の生殖に関わる大事な部分を「私の体のダメな部分」として否定し続けることになります。

このマイナスの評価は体の中に長く残り、私たちの尊厳そのものを長期にわたって否定することにつながります。

これはこの先の長い人生において大変なリスクです。

ですから、できるだけ不妊治療中の女性は、困難な状況であっても、必要以上に自分を責めないようにすることが大事なのです。

不妊治療はなぜこんなに苦しいのか? 自己否定の輪から抜けだすには

2018.03.03

自分を責めないために

では、自分の体を肯定的にとらえながら治療を進めるにはどうしたらいいのでしょうか。

ひとつはここまで説明してきた「体をモノのように扱ってしまう構造」とその「リスク」を理解すること

そしてもうひとつは数値や結果が悪かったとき、その事実をどのように受け止めるのか自分で選ぶことです。

つまり、

大丈夫なふりをして感情を無視し、体をモノのようにとらえて×をつけ続けるのか

事実を事実としてただ客観的に受け止め、それに伴う感情を心の中で言語化し、体に×をつけることをやめるのか

これらを自分で選ぶということです。

私たち女性には自己選択自己決定する権利がある

私たちは慣れ親しんだ考え方を脇に置いて、自分で考え、自分で自分をどうとらえるのか選ぶことができます。

そしてその力をあなたは持っています。

新しいコミュニケーションの考え方とスキル(アサーティブ)は、自分の人生を主体的に生きていくことを助けてくれます。

その考え方とスキルをこのブログでどんどんシェアしていきますのでどうぞご期待ください✨️

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