6/9に診察にいってきました。
今回の混み具合は?
今回は、9:15採血、9:45診察でした。
とにもかくにも朝一診察!ということで、ここのところずっとこの時間帯に予約しています。
病院の中も人が少ないし、早く終わるのでもうやみつきです(笑)。
9:10に病院について、10:00頃診察室に呼ばれました。
診察内容
今回で注射での刺激が5週間になるので、卵胞が育っているかとても気になるところです。
さて、結果はどうだったかというと・・・
採血の結果
E2 88.3(82.8)
FSH 26.4(29.9)
LH 1.5(1.9)
()内は前回
E2は横ばい。残念なことに上がっていませんでした。FSHとLHはいい感じにコントロールできてるんですけどね。自分の感覚としてはE2が上がってる感じはまったくなかったので、身体感覚通りの結果でした。
昔を振り返ると
余談ですが、昨年奇跡的に卵が取れたときは、体の感じが全く違っていました。胸は痛いし、おりものは伸びまくるし。そのとき思ったんです。これが排卵に伴う体の変化だとしたら、私いままで排卵したことなかったかもって。
もともとホルモンが乱れて基礎体温なんてがたがただったし、生理も来たり来なかったりで、全く自分で予測するということができませんでした。
若かりし頃(といっても30代後半ですけど笑)は、排卵検査薬をネットで購入し、尿検査を毎日のようにしていましたが、いつも濃いめの線が出て「なんか見本で書いてあることと違うな」と思っていました。
いま思うと、常にLHが高い状態で、教科書的なLHサージが起きていなかったんだと思います。LHサージがおきて排卵するわけですから、私の体はいつどのタイミングで排卵すればいいのかわからない状態だったのでは、と思います。
30代の自分に言ってやりたい。仕事ばかりしてないで、病院に行きなさいと。
女性の体とキャリア形成について
どうしてこのように体の不調を放置してしまう現象がおきるかというと、圧倒的な知識の不足が原因ではないかと思っています。
正直、私は30代後半でも、ましてや40歳に入ってからでも子どもを産めると思ってましたから。
以前、自分のこれからを書くシートに人生設計を書き出してみたことがあるのですが、30代の私は「40歳で一人目出産」って書いてましたもん。
(あろうことか、子どもを3人は産む気でいました)
それだけ30代は仕事も楽しかったし夢中になっていたので、キャリアの形成をメインに考え「子どものことはもう少し先」と思っていました。
こうした働く女性は、多いのではないでしょうか。
でも昔の自分に病院にいきなさいと言いたいと書きましたが、30代に一生懸命仕事をしてきたことは後悔していません。あのときがあるから、今の私があるんだし、本当に仕事は楽しかった。得られなかったものはあるかもしれないけど、それを補ってあまりある成長を私にもたらしてくれました。
教育の問題が大きい
さて、知識不足について話を戻すと、これは個人の責任ではなくて、教育の問題ではないかと思っています。
1985年に男女雇用機会均等法が制定され、30代後半から40代の女性は、女性が活躍できる社会が醸成されていく中でキャリアを積んできました。
仕事におけるキャリアの積み方や、自分磨きの方法についてはたくさんの情報があふれていましたが、妊娠に最適な年齢や卵子が老化することなどの情報はほとんどありませんでした。
また学校では生理のことや性交渉によって妊娠するということは教わりましたが、それ以外の女性のキャリア形成と妊娠の関係についてはまったく情報はありませんでした。
それが今になって突然「卵子は老化する」「30代以降、妊娠するのは難しい」といわれて「え・・・」と絶句したわけです。
だから、これからはまず中学生や高校生、大学生の時に正しい情報を伝え、彼女達が人生を選択し、決定する力をつけられるよう、教育現場が支援してあげてほしいなと思います。
私も機会があったらこうした若い女性達にメッセージを届けることをしていきたいと思っています。
これで注射は最後にした
さて話を治療内容に戻しますと、前回の記事にも書いたように、今回で注射での刺激をやめることにしました。
バシッと治療をやめる勇気がなので、ソフトランディングで終息に向かおうと思っています。
今回はどんな治療になったかというと、途中でプレマリンをやめてFSHとLHを上げてコントロールをかけていくことになりました。こうすると、まれにここまで刺激してきた卵胞が育つケースがあるそうです。
以前、プレマリンをやめて診察にいったらもしかしたら「排卵してたかも」ということがあったので、たしかにそういうこともあるのかもと思います。
ということで、昨日からデュファストンを朝昼晩飲み始め、数日後からプレマリンをやめることになりました。
でもあまり期待はしていません。自分の中では治療を終わりにするための儀式みたいなものです。ソフトランディング、ソフトランディング。
仮に卒業するとしたら
松井先生が、飲み薬で卵胞発育をしていく場合と、刺激をやめて健康維持のためのホルモン治療を続ける場合について丁寧に教えてくださいました。
飲み薬で卵胞発育をしていく場合は、1週間か10日に1回通院、
健康のためのホルモン治療に切り替える場合は、3ヶ月に1回位通院し状態が落ち着いたら自宅近くの専門病院へ紹介、という流れになるそうです。
ただホルモン治療に関しては、
- 閉経の平均年齢が50歳ということは45歳〜55歳までの幅があるということで、45歳でも閉経し、更年期の症状が出ていない人もいる
- なので薬をやめるという選択もある
- ホルモン治療のメリットもあるが、乳がんや子宮がんのなどのリスクもある
ということをおっしゃっていました。
いずれにしても、治療を卒業する場合は卒業後どうしていくのか、石塚先生の診察を一度受けるということになるそうです。
石塚先生にお会いできるときいて、良かった、と思いました。
なにせ本当にお世話になった先生ですから。
こう書いているだけで、ちょっとウルウルしてしまいます。
まだまだ心の傷は癒えていないんですね。
次回の予定
次回は6/19の診察となりました。
さてさて、どうなりますでしょうか。
今日は以上です。
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