こんにちはー✨さな吉です。
朝晩は涼しくなったとはいえ、まだまだ日中は暑いですね。
体調崩したりしていませんか?
私は昨年末で不妊治療を終えたのですが、治療後の体の変化を診てもらうために今もローズレディースクリニックに通っています。
メインは更年期対策だけど、うっかり卵が育っても対応できるように先生の方で薬の飲み方など調整してくれています。
ここ数日体調がよくないので、先日の診察で院長先生に相談してみました。
今日は
- 診察の様子
- その日の夫婦の他愛もない会話
- 治療を終えて8ヶ月が過ぎた今の正直な気持ち
について書いてみたいと思います。
よかったら最後までお付き合いくださいね。
Contents
ローズレディースクリニック、院長先生の診察
最近の体の症状としては、とにかく午前中がだるくて仕方がありません。
今年の夏があまりにも暑かったので、もはや更年期の症状なのか、気温の高さによるものなのか自分でもわからない(笑)
診察室に入ると石塚先生が笑顔で迎えてくれました。
さっそく、相談したところ、ホルモンバランスは関係ないでしょう、とのこと。
確かに、数値も前と変わらず安定しています。
こういうとき、不妊治療の経緯をすべて知っている先生に相談できるのはありがたいことです。
なにせあれだけの高刺激をしたわけですから、やっぱり体調悪くなるとチラッと「不妊治療したことと関係あるかな」と頭をよぎるんですよね。
今回も直接先生に質問することができたので不安が解消されました。
予約を取ってくれるスタッフさんが優しかった
診察後は会計を待つ間に次回の予約を取るのですが(院長先生の場合のみです。松井先生は診察中に予約を取ります)
コーディネートしてくれるスタッフさんが私の顔を見るなり声をかけてくれました。
あら、大丈夫?体調でも悪いの?
あ、わかります?
いつも元気に予約室に入ってくるのに、今日は元気ないから心配だわ。
なんか、だるくって・・・。
顔が白いもの。大丈夫?休んでいく?
大丈夫です。心配してくれてありがとうございます。
この方、私がローズに通い始めた頃からお世話になっている方で、サバサバしてて会うとこちらも元気になります。
ローズのスタッフさんは人間力があるというか、人間味があるというか、やっぱりこういうところは他のクリニックとは違うなと思います。
夫から電話がかかってきた
帰り道、尾山台駅のホームで電車を待っていたら夫から電話がかかってきました。
なんと、仕事ですぐ近くの駅にいるというのです。
そうしたら夫から
俺が終わるまで待っててよ。一緒に帰ろう。
とのお誘いが・・・。
いつもだったら2時間くらい待って一緒に帰ったと思うけど、今回は断りました。
うん、でも体調悪いから先に帰るよ。
予約の人にも言われたんだ、いつも元気に予約室に入ってくるのに今日は元気ないですねって。
そうしたら夫がしょぼーんとして、
早苗が元気ないと俺も元気なくなっちゃう…
と言うので「この人、私が元気ないと自分も元気なくなっちゃうんだ」と思ってちょっとびっくり。
それじゃあ2人で元気なくなっちゃうじゃーん
とツッコミを入れました。
もし夫が元気なかったら
電話を切ってから逆だったらどうだろうと考えました。
夫が元気なかったらそりゃ心配だけど、私も元気なくなるかな?
みなさんはどうですか?
私は、ちょっとは元気なくなるかもしれないけど、元気出してもらうようにサポートするだろうな、と思いました。
きっと、夫にとっては「私が元気ない=相当のピンチが控えているかも」という図式ができあがっているのかもしれません。
去年は、元気がなかったら→盲腸で救急車→即入院→手術、ということもあったし、不妊治療で不妊沼にどっぷり漬かっていた頃は、この世の終わりみたいに落ち込んでた期間も長かったからね。
自分のだるさについても考えてみた
そして自分のだるさについても考えてみたした。
先週は平日もずっと忙しくて、土曜日は朝から一日研修だったし、日曜日はアサーティブの講座をやって(性的マイノリティ女性のためのカミングアウト講座でした)、それで月曜日に病院だったのでよく考えてみたら休んでいなかった。
そこでハッと「だるさは疲れなのかも!」と思いました。
意識してちゃんと休まないとダメですね。
もっと自分を大切にしようと思いました。
夜、夫に懸垂を披露
夫が仕事から帰ってきてもまだ心配そうにしてるから、少しでも元気なところを見てもらおうと思って、寝る前に懸垂を披露しました。(なぜ懸垂😅)
ねえ、最近懸垂5回できるようになったんだ。見てくれる?
えー、なんで俺が見なきゃいけないんだ・・・(ブツブツ)
文句を言いながら、洗面所の入り口に設置した懸垂バーのところまで来てくれました。
そこでさっそくバーに飛び移って懸垂を披露
ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふーーーっ
おっ、すごいじゃん!
これで筋トレマニアでもある夫の懸垂熱を刺激してしまったようで、いきなり
本物の懸垂をお見せしましょう
と言って、本気のヤツを10回披露してくれました。
深夜に懸垂を披露し合う私たちってちょっと変!と思いながら、こうしたなんでもないやり取りがしあわせの証なんだろうなとも思いました。
治療を終えて8ヶ月が過ぎた今の正直な気持ち
不妊治療は大変だったけど、不妊治療のおかげで40代の大事な時期に、自分がどう生きていくのかを真摯に問いかけることができたように思います。
そりゃ、妊娠・出産・子育てをしたかったけど、「望んでも望んでも得られない」という経験は私に必要だったんだと思う。
どうも私の人生は「自分の力じゃどうにもできないことがある」というのを学んでいく人生のようです・・・。
でも、決してそれは「無力感に陥って人生をあきらめる」ということではなくて、共依存的な思考パターンをもつ私が、他人との境界線を健康的なラインに保ちながら、人からの評価を気にせず生きていく、ということを意味しているのだと思う。
(共依存とは依存症者を助けたり世話することによって自分の存在意義を見いだそうとする人間関係に依存した状態)
私自身は機能不全家族で育ちました。
(機能不全家族とは家族が安全な共同体として機能しておらず常に不安や対立があるような家庭環境。すいません、注釈ばっかりで・・・)
20代で家族が依存症になり、そこで自分が共依存だということがわかりました。
そこから、なんとか家族との関わり方を変えようと、たくさん勉強もして、実際に距離の取り方やコミュニケーションを取り方を変えて家族関係を再構築してきました。
ここまではどちらかというと「自分以外の人のことをどう受け入れるのか、どう距離を取るのか」というのがテーマだったけど、今回の不妊治療では「私自身が自分をどうとらえるか、自分をどう誇りに思うか」という、ダイレクトに私自身の存在そのものにテーマが移ってきたように思います。
まだまだ学びの途中だけど、治療を終えて8ヶ月経った今、不思議と気持ちはおだやかです。
家族の問題がきっかけて、のちに私はアサーティブコミュニケーションの講師になったわけですが、そう思うと前回の記事にある「人生から問われていることに全力で応えていく」というのを実践してきているのかなとも思いました。
余談
余談ですが、家族の人間関係で悩んでいる方、アサーティブはマジで効果高いです。
機能不全家族で育ったという自覚がある方、自分には共依存傾向があるなという方には特におすすめ!
そうした自分の生育歴や生き方のクセがどこに表れるかというと、コミュニケーションの取り方に表れます。
たいてい断るのが下手だったり、自分を犠牲にして過大な責任を負っていたり・・・、
あとは人に頼むのが申し訳ないので、頼まないでなんでも自分でやろうと頑張ったりします。
ものすごい頑張り屋さんで、人のために一生懸命な人なんですよね。すごく、いい人。
でも、なんだか生きるのが苦しい・・・。
思い当たる節がある人は、どこかで一度自分のためにしっかり時間を取って、コミュニケーションの取り方を見直すことをおすすめします。
なぜって、相手は絶対に変わらないから。
残念ながら自分から動かない限り現状は変わらないんですよね。
でも自分がアプローチの仕方を変えることによって、相手から返ってくるものが変わってきます。
そしてそのときどう動くかは自己流ではなくて、心理学を背景とした行動療法(アサーティブ)を学ぶのが一番です。
アサーティブを学んでコミュニケーションの取り方を変えることで、関係を変えることができます。
自分もいい方にどんどん変わっていきます。
私もアサーティブにはホントお世話になりました。
父親からの借金の依頼を断ったり、聞きたくない話が始まったときは「ごめん、聞きたくない」って断ったり、
依存症の当事者とのつきあいでは、これまたお金の無心を断ったり、家に入れて欲しいと言うのを断ったり。
私、断ってばっかりですね(笑)。ていうか、私、本当に断れなかったんです。人の世話ばっかり焼いて、くたびれ果てていました。
結婚してからもアサーティブ大活躍で、夫にキレずに自分の意見を使えたり、家事や妊活の協力をお願いしたりと、アサーティブを使わない日は1日もありません。
今は毎日本当に生きるのがラクです。
すいません、めっちゃアサーティブ推しで・・・。
余談といいながら一番長くなってしまいました😅
最後までお付き合いくださってありがとうございました!
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